ライフネット生命はやばい保険会社?口コミ・評判から実態を徹底解説!

柴田 剛秀

著者:
柴田 剛秀(シバタタカヒデ)

桜井 鉄郎

監修者:
桜井 鉄郎(サクライ テツロウ)

投稿日:2024/3/9 更新日:2024/9/9

ライフネット生命は、テレビCMも行っており、聞いたことがある方も多いと思います。

有名ではあるものの、ネット記事では「やばい」という意見もあったりと、実際のところはどうなのか疑問に思う方も多いと思います。

この記事では、ライフネット生命の保険内容や料金、口コミなどを他社比較も踏まえてご紹介します。

最後まで読んで、自分に合う会社かどうかの参考にしてください。

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ライフネット生命はどんな保険会社?

ライフネット生命は、24時間いつでもインターネット上で保険の申し込みができるオンラインの生命保険会社です。2008年に開業し、2024年1月には、保有契約件数が59万件を突破しています。

保険の種類は、「がん保険」「定期死亡保険」「終身医療保険」「就業不能保険」の4種類があります。保険の種類は少ない方ですが、その分迷う時間が短くなります。

ライフネット生命は、保険料に何%の手数料が含まれるのかを開示しており、この情報を公開している企業は業界内でライフネット生命だけで、契約者が支払うお金が何に使われているのかが明示されているので安心です。

また、保険金等の支払いは平均営業日数約7日(2023年度実績は3.17日)で、漏れなく丁寧に対応してくれます。

さらに、生命保険会社の経営状態を判断する指標の1つであるソルベンシー・マージン比率ですが、ライフネット生命は2023年3月時点で3,158%と高い水準を保っており、財務基盤がしっかりしているので倒産のリスクも少ないといえます。

関連記事:ライフネット生命はやばい保険会社?評判・口コミから取り扱っている商品を解説

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ライフネット生命はやばい保険会社?評判・口コミを調査

ライフネット生命は、利用者からどんな評価を得ているのでしょうか?

実際の評判・口コミを見ていきましょう。

  • ライフネット生命の良い評判・口コミ
  • ライフネット生命の悪い評判・口コミ

ライフネット生命の良い評判・口コミ

ライフネット生命のいい評判・口コミとして以下が挙げられます。

  1. 保険の相談がしやすく担当者の対応も良い
  2. 保険の内容がシンプルで分かりやすい
  3. 保険金の支払いが速い

ライフネット生命では、「保険相談サービス」を設けています。

電話かチャット機能の2つで問い合わせを受付しており、保険に対する疑問や不安に感じているところを聞くことができます。

対応してくれるコンタクトセンターは外部機関(HDI-Japan)からも高評価を受けているので、お客さまの悩みに合わせて的確、丁寧に相談に乗ってくれるでしょう。

また、全国の保険代理店での相談も受け付けており、営業している時間であれば対面でじっくり話をすることが可能です。

ライフネット生命の保険の種類は、他の大手の保険会社が提供している種類と比べると、数が少ないことも特徴です。数が少ないことから選択しやすく、内容もシンプルで分かりやすくなっています。

保険金の支払いに関しては、書類の到着から原則5営業日以内、最短2日で振り込まれるというスピード感で対応をしています。必要な時に支払いが遅いと困ることもありますが、すぐに対応してくれるのは安心できるポイントです。

ライフネット生命の悪い評判・口コミ

ライフネット生命の悪い評判・口コミとして以下が挙げられます。

  1. 保証内容が物足りないと感じる場合がある
  2. インターネット環境がないと契約ができない

ライフネット生命の保険内容はシンプルで必要最低限のものだけを、という方針があるため、状況によっては、保証されない条件もあるなど手厚さに欠ける状況もあり得るようです。

また、オンライン上で契約を行うため、インターネット環境がある方にとっては手軽で便利な反面、インターネット環境がない方や使うのが難しいと感じている方にとっては申し込みのハードルが高くなりそうです。

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ライフネット生命がおすすめな人は?

ライフネット生命は、評判の内容を踏まえると、以下のような人にとっておすすめな保険といえるでしょう。

  1. 保険についての基礎知識を持っている人
  2. 安めの保険を探している人
  3. 保険がすぐに下りて欲しいと考えている人

ライフネット生命は、スマホ一つで契約できるほどわかりやすいものではありますが、他社保険と比較できる程度の保険の基礎知識があると良いでしょう。

また、インターネット直販であるため、保険料を比較的安く抑えることができます。さらに、保険金の支払いが平均営業日数約7日(2023年度の実績は平均営業日数3.17日)で行われるので、何かあった時にすぐに保険が下りてほしいと考えている人にとっておすすめです。

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ライフネット生命がおすすめでない人の特徴

ライフネット生命がおすすめではない人の特徴は、以下の通りです。

  • 保険初心者
  • インターネットでの手続きに慣れていない・抵抗感がある
  • 必要な分だけ保障を追加したい

ライフネット生命は、基本的にすべての手続きをインターネット上で行うため、自分が加入しようとしている保障が十分か自己判断しなくてはいけません。そのため、初めて保険に加入する人や保険の知識がゼロの人は、推奨できないです。

保障内容についての疑問点は自分で調べる、電話で確認するなどが必要となり、対面での相談はできません。インターネットの操作に慣れていない人や対面での相談を要望する人も、ライフネット生命は向いていないです。

また、ライフネット生命の保険商品はシンプルでわかりやすさが魅力的な反面、カスタマイズ性は高くありません。例えば、一部の保障だけを追加するなどはできないのです。

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ライフネット生命の保険を契約するメリット

ライフネット生命の保険を契約するとどのようなメリットがあるかを紹介します。

  • ネット上で契約手続きが完了する
  • 保険料金が安い
  • アフターフォローが充実している

上記のようなメリットを整理することで、ライフネット生命で保険を契約するかどうかの参考にしてください。

ネット上で契約手続きが完了する

ライフネット生命は、インターネット上で申し込み、本人確認書類をスマートフォンやPCから画像でアップロード、または郵送をして、審査に通過すると契約が成立します。

このようにスマホ一つでいつでも好きな時間に簡単に申し込むことが可能です。

保険料金が安い

公式サイトによると、ライフネット生命で保険を見直して、保険料が安くなったと回答した方の平均削減額は1ヶ月平均8,128円で、年間97,536円相当の節約を実現できているとのことです。

10万円近くの節約ができるとなると家計にも大きなメリットがあると言えるでしょう。

アフターフォローが充実している

ライフネット生命は電話だけでなく、チャット機能でも相談することが可能です。

そのため、携帯やパソコンを利用すればいつでも相談することができます。

さらに、年に一度、契約内容を確認できる冊子「ライフネット生命レター」が届いたり、直接相談できる場が設けられたりと、オンライン以外のサポート体制も充実しています。

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ライフネット生命保険を契約するデメリット

前述に挙げたメリットがある一方で、他社と比べるとデメリットといえる部分もあります。

  • 保険商品の選択肢が少ない
  • 対面での相談ができない場合がある

メリットだけでなく、デメリットももちろんあります。メリットと比較することで、自分に合っているかどうか検討しましょう。

保険商品の選択肢が少ない

ライフネット生命が提供する保険の種類は5種類と、他社と比べて少ないラインナップとなっています。
また、細かいカスタマイズができるわけではないので、保険の内容をより自分の希望と合ったものに設定したい方にとってはおすすめではないと言えそうです。

関連記事:保険は最低限どれに入っておくべき?保障の必要性とおすすめの加入方法も解説!

対面での相談ができない場合がある

ライフネット生命は、オンライン上の保険なので、ライフネット生命の取り扱いがある保険ショップなどが近くにあれば、対面で相談することができますが、基本的には自分で選択し申し込むことになります。

オンラインで申し込みをするため一切無理な勧誘をされることはありませんが、ネット環境がない方にとってはデメリットと言えます。

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保険の契約をネット上でする際の注意点

保険契約をインターネット上で行うのは、便利でもある反面、以下の注意点があります。

  • 事前に生命保険に関する情報を理解しておく
  • 複数の生命保険を比較検討する
  • 疑問点を解消した上で契約する

保険加入後に失敗したと感じないよう、注意点を意識した上で自分に合った保険に加入しましょう。

事前に生命保険に関する基本的な情報を理解しておく

インターネット上で保険契約する場合、生命保険に関する基本的な情報を理解しておく必要があります。生命保険の種類、自分の年齢で必要な保障内容など、商品選択に欠かせない知識は身につけておきましょう。

基本的な情報を理解していないと、自分に必要な保障に加入していなかったり、不要な保障に加入していたりと後悔するケースもあります。

また、保険加入の目的をはっきりさせておくことで、今の自分に必要な保障内容を決めることが可能です。漠然と保険加入だけを意識してもやみくもに保障を決めてしまいかねません。

保障の要件や保障内容を正しく理解し、加入することが大切です。

複数の生命保険を比較検討するべき

生命保険を契約する際は、必ず1つの保険商品だけではなく複数を比較し、検討してください。将来のリスクをカバーしてもらう保険を選ぶため、自分だけではなく家族にも関わります。

そのため、すぐに保険商品を決めてしまわずに、きちんと複数の商品を比較検討して選ぶようにしましょう。一般的に、生命保険は一度加入すると年単位で保障が続き、何度も見直すものではありません。

だからこそ、保険選びは自分が必要とするニーズを明確にした上で、満たせる商品は何かよく比較検討してから、最終判断をしましょう。

疑問点を解消した上で契約する必要がある

保険商品はある程度の知識を持っていても、複数の商品を比較しても疑問が出てくるものです。疑問をそのままにして契約してしまうと、思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。

保障されると思っていた内容が保障されない、保障金額が思っていたよりも少ないなど、後になって慌てても契約後すぐに変更は難しいです。そのため、きちんと疑問点があれば保険会社に確認し、不安を解消した上で契約してください。

ライフネット生命では、電話やチャットによる保険相談が可能なので気になることは相談してみましょう。

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自分に合う生命保険の選び方

生命保険はいろいろなタイプがあるので、何が適しているのかは個人差があります。そのため、自分に合う生命保険の選び方をよく理解しておきましょう。以下が、保険選びのポイントです。

  • 生命保険に加入する目的に合わせて選ぶ
  • 自分に合う保険期間のものを選ぶ
  • 無理なく支払える必要保障額のものを選ぶ

しっかりと、保険選びのポイントを理解していると自分に合った保障内容を選択できます。

生命保険に加入する目的に合わせて選ぶ

生命保険を選ぶ時に、最も意識してほしいのは加入する目的です。「どうして生命保険に加入したいのか」を明確にすることで、どのような保障が今必要なのかがわかります。

例えば、病気やケガでの入院、治療費が心配であれば医療保障をしっかりと備えることが大事です。家族にお金を残してあげたい場合は、死亡保障を充実させるなど、それぞれの環境によって必要な保障は違います。

近年はがんに備える「がん保障」、病気やケガで働けなくなった時に備える「就業不能保障」など、多種多様な保障が増えています。独身・既婚によっても必要な保障は違いますし、既婚でもお子さんの有無でも違うでしょう。

まずは生命保険に加入する目的を明確にすることが、適切な保険選びの第一歩です。

自分に合う保険期間のものを選ぶ

保険商品や内容によって、保険期間が違うので、自分に合った保険期間のものを選びましょう。生命保険には、終身タイプと定期タイプがあります。

終身タイプは、保険契約を解約しない限り一生涯のリスクに備えられます。保険料も一生涯続くという場合も多いですが、料金そのものが定期タイプより高くなりやすいです。

また、見直しをする機会も少ないため、年齢によっては定期タイプの方が向いている場合もあります。無理なく支払えるかも重要なので、保険期間選びは慎重に行いましょう。

定期タイプは、保険期間が一定期間なので気軽に保障の見直しができる反面、保険期間が終了した後、更新できるのか注意が必要です。健康状態は年齢によって変化するため、十分に検討してください。

無理なく支払える必要保障額のものを選ぶ

いろいろ保障があると安心ですが、今の自分に必要な保障額なのかも検討しましょう。必要保障額というのは、保険金額をどの程度にするのかの目安です。

一般的には、保険金額が高くなるほど請求される保険料も高くなるため、必要だと想定している以上の補償額には設定しないことが大切といえます。計算方法は、以下の通りです。

必要な費用−社会保障制度から受けられる給付=必要補償額

人生におけるリスクは、死亡・医療・障害や介護・老後と考えられており、それぞれ使える社会保障箱となります。自分で調べるのは難しいと感じた場合は、専門家への相談を行いましょう。

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生命保険の基礎知識:3つの型について

生命保険には、以下の3つの型があります。

  1. 定期保険
  2. 養老保険
  3. 終身保険

それぞれ特徴が違うので、しっかりと理解しておきましょう。保険の種類を知っていると、自分に必要な保障もわかるので事前に知っておくと良いです。

①定期保険

定期保険は、保険期間が定まっている保険です。期間内に死亡もしくは高度障害状態になった場合に、保険金を受け取ることができます。

契約時に決めた保険期間のみ保障されるので、貯蓄性はなく、掛け捨て型です。自分のライフプランに合わせて、一定期間だけでも保障を準備したい人に向いています。

10年・15年と年数で区切る「年満了タイプ」の場合は、更新時に保険料が再計算されるので高くなりやすいです。しかし、所定の年齢までは健康状態に関係なく同じ保障内容で更新が可能です。

保険金額が徐々に減少する「逓減定期保険」や保険金が年金のように分割で払われる「収入保障保険」などもあります。

②養老保険

養老保険は、貯蓄性を兼ね備えた保険です。保険期間内に死亡した時は死亡保険がおり、死亡せずに保険期間が終了したときは満期保険金がおります。また、満期前に解約することで解約返戻金を受け取ることも可能です。

満期保険金は死亡保険金と同額なので、万一の備えと将来のための資産形成を行える保険だといえるでしょう。保障や運用にまわす部分を「純保険料」、保険事業の運営にまわす部分を「付加保険料」としています。

純保険料と付加保険料を合わせて保険料を算出しているので、受け取る満期保険金が払込保険料の総額を下回る場合もあります。

③終身保険

終身保険は、一生涯保障が続く保険です。保険料の一部を積み立てて運用しているので、貯蓄性も兼ね備えている点が特徴といえます。

保険料の支払い方法は、一生涯払い続ける「終身払い」と一生涯分の保険料を一定期間内に払い込む「短期払い」があります。終身払いは月額料金を抑えられますが、一生涯払い続けるのは負担に感じる可能性があるでしょう。

短期払いは月額料金は高く設定されますが、一定期間すぎると支払いがなくなり、保障が続きます。無理なく払える支払い方法をよく検討してください。

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生命保険の基礎知識:種類について

生命保険は、型だけではなくて種類もあります。以下がその種類の一覧で、それぞれ別の保険となっており概要が違うので覚えておきましょう。

  • 終身保険
  • 医療保険
  • がん保険
  • 介護保険
  • 年金保険
  • 定期保険
  • 収入保障保険
  • 学資保険

違いをよく理解し、今の自分や家族にどんな保障が必要なのか検討してください。

①終身保険

終身保険は、死亡保険の一種です。加入してから一生涯にわたって、死亡もしくは高度障害状態になった時の保障をする保険を指します。

葬儀費用、万一の時に残された家族の生活費などを目的として加入するケースがほとんどです。満期保険金はありませんが、万一中途解約した場合の解約返戻金があります。

保険料払込完了後であれば、払込保険料総額を上回る場合もあり、出費や老後資金の備えにもなるでしょう。終身保険なので、保険料がずっと一定で変わらない点が大きなメリットです。

②医療保険

医療保険とは、病気やケガによって発生した医療費を保障する保険です。入院・手術・通院など、各種給付金が揃っており、付帯する特約によっても受けることができる保障も変わります。

代表的な特約は、以下のとおりです。

  • 先進医療特約
  • 三大疾病特約
  • 女性疾病特約

年齢や性別によって、必要な特約は違いますが、保険会社によっても特約の内容が変わるのでよく検討しましょう。予期せぬ病気やケガのために備える保険だと考えてください。

③がん保険

がん保険は、名前の通り「がん」と診断された時に保険金が支払われる保険です。がんのみに適用され、そのほかの病気やケガに対しての保障はありません。

一般的に、以下のような給付金を受け取れます。

  • 診断一時金
  • 入院給付金
  • 手術給付金

がんと診断されただけでもショックな出来事なのに加えて、入院や治療が長引く可能性も高く、金銭的な負担も大きな病気といえます。がんに対して手厚く備えるなら、医療保険に加えてがん保険への加入を検討しましょう。

④介護保険

介護保険は、要介護・要支援状態になった際に給付金を支払う保険です。公的介護保険を補うかたちで利用され、保険会社によって商品の内容が大きく違います。

介護は長期間に及ぶケースが多く、負担は大きくなりやすいです。例としては、万が一認知症になってしまった場合には治療だけでなく介護が必要になることも多いため、多くのお金がかかります。

40歳から加入する公的介護保険の対象外の部分に備えることができるので、自分の考えに合ったプランを選びましょう。要介護状態が一定期間継続した後に保険金が支払われるタイプ、要介護認定に連動して保険金が支払われるタイプがあります。

⑤個人年金保険

個人年金保険は、公的年金に上乗せして準備できる私的年金です。契約時に定めた年齢まで保険料を支払い、払った保険料に応じた金額を受け取る仕組みです。

年金保険は、大きく分けて確定年金と終身年金があります。確定年金は、被保険者の生死関係なく、契約時に定めた期間で年金を受け取れる保険です。万一の場合は遺族が残りの金額を一時金として受け取るか、年金を引き継ぐ形で受け取れます。

終身年金は、被保険者が生きている場合に限り年金を受け取れる保険です。そのため、万一の場合でも遺族は年金を受け取ることはできません。

⑥定期保険

定期保険は、死亡保険の一種です。契約時に定めた一定期間のみ保障されているので、保険期間満了後は保障がなくなります。継続を希望する場合は、更新が必要ですが保険料が再計算されるので月額料金が上がる点はよく理解しておきましょう。

定期保険は、保険期間中の保険金額が変わらない「平準定期保険」、死亡保障額が年々減っていく「逓減定期保険」があります。平準定期保険は、シンプルで分かりやすいです。逓減定期保険は、将来的に保障が減っていく子育て世代に向けと言えるでしょう。

⑦収入保障保険

収入保障保険は、被保険者が死亡もしくは高度障害状態になったとき、毎月一定額の死亡保険金を受け取れる保険です。保険期間が終わるまで受け取れます。

ただ、保険期間の経過とともに保険金の受取総額が下がっていきます。毎月受け取りではなく、一括での受け取りも可能ですが、受け取り総額が少なくなるケースがほとんどです。

収入保障保険は、最低でも保険金を受け取れる期間を設定できます。例えば、5年に設定していた場合に保険期間満了の1年前に死亡した場合でも、5年分の年金を受け取れるのです。

⑧学資保険

学資保険は、お子さんが一定の年齢になった際に、生存給付金や満期保険金を受け取れる保険です。基本的にお子さんの教育費用を準備するために活用される貯蓄型保険といえます。

一定の年齢になった時にお祝い金のように給付金が支払われるため、制服代や入学費用に利用できるでしょう。保険期間中、契約者に万一のことがあった場合は、その後の保険料払込は免除されます。

保障よりも貯蓄の意識が高いため、月額料金が高くなりやすいです。保険商品によっては、お子さんの死亡保障や医療保障を充実させることもできるので、よく検討しましょう。

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まとめ:ネット上での契約手続きが早くて便利

ライフネット生命は、いつでもネット上で申し込みが可能で、ネット環境がある方にとっては便利な保険と言えます。
また、内容もシンプルで分かりやすいものとなっており、支払いも早いのでいざという時に困りません。

一方で、選択肢や内容の充実度が他社の保険と比べると低い部分もあり、結果的に「やばい」という表現をされてしまっているのかもしれません。

こちらの記事を参考にしたり、保険のプロに相談したりして、自分に合った保険かどうかを検討してみてください。

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著者

柴田 剛秀

柴田 剛秀(シバタタカヒデ)

大手来店型保険ショップに8年間勤務。
1000組以上の保険相談・資産運用・ライフプランニング
をしてきました。
これまでの経験を活かし、特定の商品にこだわることな
く真のライフパートナーとして、お客様にとって大切な
現在・未来の安心をご提供致します。
妻(同い年)・長男(10歳)・長女(5歳)の4人家族
【経歴・資格】AFP・宅地建物取引士
【得意分野】資産形成、資産運用、生命保険、不動産投資
【趣味】漫画、テニス

監修者

桜井 鉄郎

桜井 鉄郎(サクライ テツロウ)

プライム上場の金融機関に勤務、主に住宅ローンの相談販売を担当。
顧客に対し最適資金計画を提案、マイホーム購入に関連する法令・税額控除制度等について説明。
これらの経験を活かし金融・不動産に特化したライターとして活動中。
保有資格:1級ファイナンシャルプランニング技能士、宅地建物取引士、証券外務員1種