富国生命の評判と口コミを徹底調査!保障内容やアフターサービスは充実している?

柴田 剛秀

著者:
柴田 剛秀(シバタタカヒデ)

桜井 鉄郎

監修者:
桜井 鉄郎(サクライ テツロウ)

投稿日:2024/3/9 更新日:2024/7/6

富国生命は100年以上の歴史がある老舗の保険会社です。しかし、保険への加入は人生において重要な選択のひとつのため、可能な限り正確な情報を仕入れてから決断をしたいですよね。

結論として、富国生命は、信頼できるサービスを提供する老舗保険会社です。

本記事では富国生命の口コミ・評判とともに、加入するメリット・デメリットも紹介します。

最後まで読み、求めている保険商品があるか、富国生命の運営体制は合っているかを検討しましょう。

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富国生命はどんな保険会社?

富国生命は1923年に創業した歴史のある老舗の保険会社です。創業当初の会社名は「富国徴兵保険相互会社」でしたが、1945年に「富国生命保険相互会社」へ改名しました。

「お客様基点」の価値観を重視した運営をしており、契約前の相談からアフターサービスまで一貫して同じ担当が行います。

現在は英国や米国にも進出するなど、海外にも活動の幅を拡大している保険会社です。

10,000人を超えるアドバイザーがおり、専門知識を持つMDRT会員も多数在籍しています。専門知識を持つアドバイザーに保険の相談ができるのも、特徴のひとつです。

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富国生命の口コミで評判を徹底調査

富国生命の実際の口コミを、良い評価、悪い評価に分けて紹介します。

良い口コミでは提供サービスの質の良さが評価されており、悪い口コミでは保険料、担当者の対応などに対する評価が多く見受けられました。

富国生命の良い口コミ

富国生命の良い口コミは、以下の3つです。保険商品の自由度が高いことや給付金の入金が速いなど、提供サービスに関しての口コミが多い傾向にありました。

  1. 給付金の入金が速い
  2. 学資保険の払戻率が高い
  3. 医療保険の補償内容が手厚い

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給付金の入金が速い

富国生命は、給付金の申請が必要となった際の担当者からの折り返しや、請求に必要な書類の送付が素早いと評判です。

緊急事態にも素早く対応できるのが、顧客のニーズをよく把握しているポイントといえます。

また、『お支払いの要件を確認できる診断書などのご請求に必要な書類がすべて完備し、その書類が弊社に到着した日の翌日からその日を含めて「5営業日以内」にお支払いする※』旨を約款に定めているため、基本的には給付金の入金が素早く行われます。

※「事実の確認」を要する場合を除く。

学資保険の返戻率が高い

学資保険の返戻率が高いと言った口コミもあり、基本的には保険料よりも高い給付金がもらえると評判です。

月払の学資保険では毎月決まった保険料を支払いますが、この支払保険料の総額に対して最終的に受け取る総額がいくらになるかを計算し、パーセンテージで表した数字が『返戻率』です。

返戻率が100%を超えるということは、最終的に支払保険料の総額より多くの金額を受け取ることになります。

医療保険の補償内容が手厚い

医療保険の補償制度も手厚く、補償を高く評価する口コミが多く見られました。

実際に富国生命は幅広い保障が実現する医療保険商品を提供しており、長期の入院にも備えられるのはもちろん、まとまった額の入院一時金が受け取り可能です。

富国生命の悪い口コミ

富国生命の悪い口コミとしては、以下の3つがあげられます。

  1. 担当者ごとに当たりはずれがある
  2. 保険料が高くなるケースもある
  3. 複合型保障保険の内容が難しい

ここからは、富国生命の悪い口コミについてそれぞれ解説していきます。

担当者ごとに当たりはずれがある

富国生命は10,000人を超えるアドバイザーがおり、専門知識を持つMDRT会員も少なくありません。しかし、全員がMDRT会員ではありません。富国生命のアドバイザーには、18名のMDRT会員が在籍しています。(2023年4月現在)経験、知識、対応の差があることが考えられます。

「丁寧な対応で分かりやすい」といった良い口コミが多くある一方、「愛想があまり良くない」「少し不親切に感じる」といった悪い口コミも一部で見られます。

人対人のサービスなので、知識量や経験が充分であっても「なんとなく説明が分かりにくい」と感じるケースも少なくありません。

富国生命は契約相談から契約後のアフターサービスまで全て同一担当者が行い、契約後は原則担当者の変更ができません。契約前に担当者との相性について、よく検討しておきましょう。

保険料が高くなるケースもある

保険料に関しては、リーズナブルを売りにしているネット型保険会社の商品と比べると高い傾向にあります。

しかし、その分補償が手厚いなどメリットもあるため、保険料以外の項目もよく検討することが重要です。

また、複合型補償保険は自由度が高い商品もあり、保険の知識がなければ「契約難度が高い」と感じるかもしれません。保険のプロに相談したり、時間をかけて理解したりと対策が必要です。

担当者からの勧誘がしつこい

担当者からの勧誘がしつこいと感じる人も一部にはいるようです。

営業担当者にノルマが設定されている保険会社は少なくありません。また、ノルマが緩くても、業績が悪ければ重いペナルティが設定されている保険会社もあるといわれています。

推測ではありますが、富国生命の営業者や生保レディにもこのようなノルマや罰則がある可能性は否定できません。

また、しつこいと感じる度合いは人によって様々なので一概に「しつこい」と断定はできません。中には「一般的な勧誘のみであった」とする意見もあります。これらの情報から、少なくとも数回の勧誘はあると考えておきましょう。

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富国生命の保険を契約するメリット

富国生命の保険を契約するメリットは、以下の3つです。

  1. 契約者に合わせてカスタマイズすることができる
  2. 経営が安定している
  3. 保険の補償内容が豊富

少しでも悪い口コミがあると不安になってしまうかもしれませんが、数々のメリットから信頼できるサービスを提供している保険会社と言えます。詳細を見ていきましょう。

契約者に合わせてカスタマイズすることができる

富国生命には、数多くの特約の中から自身のニーズに合った補償を選べる保険商品があります。通常の保険商品は主契約に対して付帯が可能な特約(オプション)をつけますが、富国生命の保険商品の一部では加入必須の主契約がありません。

もちろん、富国生命内で定められた制限はありますが、基本的には納得のいく補償の組み合わせが可能です。

原則ひとつの特約にひとつの補償がついており、保険に詳しくない人でも支払い内容が分かりやすく明瞭です。

経営が安定している

富国生命のソルベンシー・マージン比率は、2023年度末時点で1,189.7%です。

参考:フコク生命|連結ソルベンシー・マージン比率

ソルベンシー・マージン比率は通常以上のリスクが発生した際の支払い余力のことで、保険会社選びのひとつの指標です。200%を下回ると政府から是正命令が下されます。

基準である200%を大きく上回っているため、ソルベンシー・マージン比率の観点から見れば、一般的に健全な経営をしているといえるでしょう。

支払い能力を評価する外部格付け機関においては、以下5つの機関において評価Aを獲得しています。(※2023年8月28日時点)

格付機関格付け
格付投資情報センターAA-
日本格付研究所AA
スタンダード&プアーズA+
ムーディーズA2
フィッチ・レーティングスA+
※参考:富国生命「格付けのご案内」

ただし、「ソルベンシー・マージン比率や支払い能力が高いから良い」とは一概に言えません。ソルベンシー・マージン比率はあくまでも指標のひとつであり、この指標のみで保険会社を選ぶことはおすすめできません。

また、個人保険においては2022年度決算時点で11年連続の増配をしており、この観点からも経営が安定していると考えられます。

※参考:富国生命公式HP

保険の補償内容が豊富

保険の補償内容が豊富で、特に学資・医療保険の補償内容が充実しています。

まずは、学資保険。富国生命の保険商品「みらいのつばさ」は109.5%と、高い払戻率が期待できます。ただし契約者、被保険者の年齢、性別等で変化するため、まずは相談することがおすすめです。

また、医療保険も、補償内容の幅が広い保険商品が用意されています。長期入院や、まとまったお金が欲しいときに対応できるなど、柔軟性が高いです。

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富国生命の保険を契約するデメリット

富国生命の保険を契約するデメリットは、以下の3つです。詳細を見ていきましょう。

  1. カスタマイズ性が高いゆえに難しい点もある
  2. アドバイザーごとの対応に差がある
  3. 保険料が高くなってしまう場合がある

カスタマイズ性が高いゆえに難しい点もある

カスタマイズ性が高い保険商品を契約したい場合、自由度が高いがゆえに難しいと感じる可能性があります。保険の知識が少ない場合、自らリサーチしたり、保険のプロであるアドバイザーに相談したりしながら決める流れになるでしょう。

担当者とのやり取りが増えたり、契約までに時間がかかったりといったデメリットが生じます。

「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、時間をかけてカスタマイズすることが重要です。

アドバイザーごとの対応に差がある

富国生命のアドバイザーは10,000人越えと人数は多いですが、アドバイザーごとに対応、知識量、経験に差があります。知識量や経験が豊富でも、保険に対する考え方や伝え方が合わなければ「不親切」と感じるかもしれません。

担当者を変更してもらうことは原則不可能なので、契約前に見極めることが重要です。契約前の担当者変更に関しては、直接問い合わせる必要があります。

保険料が高くなってしまう場合がある

自由にカスタマイズ可能な保険商品を選ぶ際、特約の種類や個数によっては保険料が高くなります。リーズナブルな保険料金で集客するインターネット型保険会社と比較すると、保険料が高いと感じるかもしれません。

まずは、支払える具体的な保険料の予算を算出し、予算内でどのような特約を付随できるかを検討しましょう。

カスタマイズ可能な保険商品以外にも目を向け、複数個の保険商品と比較検討を重ねることが重要です。

契約は対面でしかできないケースがある

富国生命は、一部の商品を除き、対面形式でしか契約できません。インターネットで契約できる保険会社も増えているなかで実際に足を運ばなくてはならないのはデメリットといえます。

近隣に支店や営業所、代理店がない場合は、遠方まで訪れなくてはならなかったり、時間がなくなかなか契約までたどり着けなかったりするケースもあるかもしれません。

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富国生命を利用するのがおすすめな人

富国生命は、1923年に創業した歴史のある老舗の保険会社です。海外にも進出していたり、専門知識を持つアドバイザーに相談できたりすることから気になっている方もいるのではないでしょうか。

  • 自由にカスタマイズして保険を契約したい人
  • 長期的に生命保険に加入したいと思っている人
  • 担当者に相談しながら契約を進めたい人

富国生命がおすすめな人の特徴は上記があげられます。それぞれについて詳しく解説していきます。

自由にカスタマイズして保険を契約したい人

まず、富国生命は自分に合った保険をカスタマイズして契約したい人におすすめです。必要な保険は、年齢や配偶者や子どもの有無などによって異なります。富国生命では、ライフステージが変わるたびに必要な保険を変えることができます。

一例として下記のようにカスタマイズが可能です。

  • 独身の場合は必要最低限の保険に加入する
  • 子どもが生まれたから生命保険を手厚くする
  • 老後に向けて介護保険に加入する

加入した時の保険内容をそのままにするのではなく、必要に応じてカスタマイズできるのは大きな利点です。特に若い人は必要な保険が変わりやすいため、富国生命がおすすめといえるでしょう。

長期的に生命保険に加入したいと思っている人

富国生命の商品のなかには、最長100歳までの長期保障が可能なものがあります。

ほかにも死亡保険金が段階的に増加したり、介護特約を付けられたりなどさまざまです。そのため、長期的に生命保険に加入したいと考えている方におすすめです。

担当者に相談しながら契約を進めたい人

富国生命は、「会って話す」ことを大切にしており、対面形式で保険の相談ができます。専門知識を豊富に有しているアドバイザーが在籍しているため、分かりやすい保険の説明を受けられるのも利点です。

また、富国生命は難しい専門用語は控え、わかりやすい説明を心がけています。「保険は難しいイメージがある」「難しい話は理解できないかも…」と不安を抱いている方でも安心です。

なお、相談から契約後のアフターケアまですべて同じ担当者が付くのも特徴です。途中で担当者が変わることがないため、契約後の相談もしやすい環境が整っています。

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富国生命の利用がおすすめできない人

さまざまな魅力や利点のある富国生命ですが、おすすめできない人もいます。おすすめできない人の特徴は、下記のとおりです。

  • 老後に継続して保険料を支払いたくない人
  • 対面ではなくインターネットから申し込みたい人

契約後に後悔することがないよう、事前にしっかりと理解しておきましょう。

老後に継続して保険料を支払いたくない人

富国生命の保険商品は、一部を除き定期保険の商品が多くあります。定期保険とは、保険期間が決まっている保険のことを指します。一般的に保険を更新すると保険料が上がる仕組みになっているため、年齢が上がれば上がるほど保険料の負担が大きくなります。

そのため、若いうちはそこまで負担が大きくなくても、老後になると保険料が高額になってしまうのです。老後に継続して保険料を支払いたくない人にはおすすめできません。

対面ではなくインターネットから申し込みたい人

対面ではなくインターネットから申し込みをしたい人も向いていないでしょう。前述のとおり、富国生命は支店や営業所を設けていません。相談や契約をするには、一部商品を除き代理店に足を運ばなくてはならないのです。

インターネットで完結させたい方はほかの保険会社を検討しましょう。また、近隣に代理店がなかったり、遠方まで足を運ぶ時間がなかったりする方も向いていない可能性があります。

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自分に合った保険の選ぶための3つのポイント

保険には様々な種類があり、自分に合ったものがわからない方も多いのではないでしょうか。自分に合った保険を選ぶためには下記のポイントが大切です。

  • どのような保障が必要か
  • 期間はどれくらいか
  • 保険金はいくらまでかけられるか

それぞれについて詳しく解説していきます。

どのような保障が必要か

まず、必要な保険を選ぶ際には、目的を明確にしましょう。どのような保険が必要であるかは、保険の目的を明確にしないと選べません。

一例として自分が死亡した際に遺族にお金を残したい場合は、死亡保険がおすすめです。怪我や病気の治療費に備える場合は、医療保険が向いているなどそれぞれの目的によって異なります。

ほかにも子どもがいる場合は、教育費に備えて学資保険、女性は子宮頸がんや妊娠などに備えて女性保険などを検討する必要があります。

目的別に合わせた保険を表にまとめました。

目的保険の種類
怪我や入院などの治療費に備えたい医療保険
がんに備えたいがん保険
怪我などで働けなくなった時に備えたい就業不能保険
介護に備えたい介護保険
万が一死亡した際に備えたい死亡保険

主契約に加え、特約をつけることでさらに保障内容を充実させられます。特約はあくまでも任意のため、必ずしもつける必要があるわけではありません。

期間はどれくらいか

一般的に保険には、一生涯保障が続く「終身タイプ」と一定期間を保障する「定期タイプ」の2種類があります。

終身タイプは、保険を解約しない限り保障が続くため、一生涯リスクに備えられるのがメリットです。しかし、保険料が定期タイプと比較すると高い傾向にあります。終身タイプを選ぶ際は、無理のない範囲で支払えるかを含めて検討しなければなりません。

一方で定期タイプは、保障が一定期間で終了します。その保険を継続するには、更新を行わなくてはなりません。更新後の保険料は、年齢や保険料率によって計算されるため、保険内容は変わらなくても、費用が高くなるケースがあります。

ほかにも年齢や健康状態によっては、同じような保険に加入できない可能性がある点を留意しておきましょう。このような終身タイプと定期タイプについて理解し、自分に合った期間を設けている保険を選ぶことが大切です。

保険金はいくらまでかけられるか

保険料はいくらまでかけられるかも確認したいポイントです。保険金額をいくらくらいにすればよいかの目安を必要保障額と呼びます。保険金額が高いほど支払う保険料も高くなる傾向にあります。

日本では公的年金や公的医療保険、公的介護保険などの社会保障制度を受けられます。これらの公的保障でどのくらいの給付を受けられるか確認し、足りない部分を民間の保険で補うことが大切です。

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【年代別】生命保険の選び方

生命保険文化センターの2022年度「生活保障に関する調査」によると男性77.6%、女性は81.5%もの人が生命保険に加入しています。

多くの人が加入している生命保険ですが、年代によって必要性が異なります。世代ごとの生命保険を選ぶ際のポイントは、下記のとおりです。

  • 20代〜30代:ライフスタイルに合わせて選ぶ
  • 40代:がんに対する保障を手厚くする
  • 50代:家族構成や介護に合わせて保険を見直す
  • 60代以上:保険料の負担を減らせるよう工夫する

世代別の生命保険の選び方について詳しく理解していきましょう。

20代〜30代はライフスタイルに合わせて選ぶ

20代〜30代の人は、結婚や子どもの有無などライフスタイルに合わせて保険を選びましょう。既婚で子どもがいる場合は、万が一のことを考えて医療保険や死亡保険など家族の生活費に備える必要があります。

一方で独身の場合は、既婚者に比べると死亡保険を手厚くする必要はありません。そのため、将来の資金を貯金するために貯蓄型保険に加入するのも1つの手です。

また、女性は将来の妊娠や出産に備えて女性保険に加入しておくと安心です。女性保険は、商品によっても異なりますが、妊娠や出産に加え、子宮頸がんや乳がんなど女性に生じやすい疾患への保障も受けられます。

40代はがんに対する保障を手厚くするのがおすすめ

40代は、がんなどの健康被害が増加する傾向にあります。がん以外にも脳血管疾患や心疾患などのリスクも高まります。

子どもがいる世帯は、生活費に加え教育資金などが必要になるため、長期入院や高額な治療費に備えなくてはなりません。病気や怪我などに備えた医療保険はもちろん、がんに対する保険を手厚くしておくと安心です。

50代は家族構成や介護に合わせて保険の見直しが必要

50代は子どもが大きくなり、独立するケースも少なくありません。子どもが生まれたことで加入した生命保険がある場合は、子どもが独立したことによって保障内容が過剰になっている可能性があります。

一方で介護保険が必要になるケースがあるため、保険の全体的な見直しが必要です。十分な貯蓄があれば保険の加入は不要であることもありますが、介護保険や認知症保険も検討してみましょう。

60代以上は保険料の負担を減らせるようにしよう

60歳以上の方は、病気や怪我、介護などの保障が必要です。65歳で定年退職を迎え、収入が減少する人が大半のため、保険料の負担を軽減できるよう見直しましょう。

また、公的医療保険制度では現役並み所得者を除き、70〜74歳の人は2割、75歳以上の人は後期高齢者医療制度で1割の自己負担で高度な医療を受けることが可能です。

参考:厚生労働省|医療費の一部負担(自己負担)割合について

それらを含めて必要な保険だけに加入し、保険料の軽減に努めましょう。

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富国生命の評判と口コミまとめ

富国生命は100年の歴史がある老舗の保険会社で、経営は健全で安定しています。保険商品も顧客のニーズを把握しているものが多く、提供されるサービスは信頼できるものです。

しかし、同一担当者制度など、合う合わないなどの問題は出てきます。悪い口コミを見ると不安になりますが、悪質な保険会社ではないため良く比較検討しましょう。

メリット・デメリットをよく比較し、加入するか否かを決めることがおすすめです。

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著者

柴田 剛秀

柴田 剛秀(シバタタカヒデ)

大手来店型保険ショップに8年間勤務。
1000組以上の保険相談・資産運用・ライフプランニング
をしてきました。
これまでの経験を活かし、特定の商品にこだわることな
く真のライフパートナーとして、お客様にとって大切な
現在・未来の安心をご提供致します。
妻(同い年)・長男(10歳)・長女(5歳)の4人家族
【経歴・資格】AFP・宅地建物取引士
【得意分野】資産形成、資産運用、生命保険、不動産投資
【趣味】漫画、テニス

監修者

桜井 鉄郎

桜井 鉄郎(サクライ テツロウ)

プライム上場の金融機関に勤務、主に住宅ローンの相談販売を担当。
顧客に対し最適資金計画を提案、マイホーム購入に関連する法令・税額控除制度等について説明。
これらの経験を活かし金融・不動産に特化したライターとして活動中。
保有資格:1級ファイナンシャルプランニング技能士、宅地建物取引士、証券外務員1種