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お金の使い方が上手な人は何に使う?賢い・豊かな使いどころや考え方、もったいない使い道を徹底解説!

柴田 剛秀

著者:
柴田 剛秀(シバタタカヒデ)

FPナオミ

監修者:
FPナオミ(エフピーナオミ)

投稿日:2023/12/25 更新日:2024/2/8

「お金の使い方の上手と下手はどんな違いがあるの?」

「賢いお金の使い方ってどんな使い方?」

「お金の使いどころがわからない…」

と悩んでいませんか?

お金は貯めることも大切ですが、うまく使うこともとても重要です。苦労して稼いだお金だからこそ、無駄遣いはしたくないもの。お金を上手に使えば、豊かな人生を実現できるかもしれません。

そこで、この記事では、お金の使い方が上手い人の特徴とともに、賢いお金の使い方5選や賢くお金を使うコツを紹介します

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お金の使い方が上手な人と下手な人の違いとは?上手な人の3つの特徴

お金の使い方が上手な人と下手な人の違いは、お金を使う明確な狙いや理由を持って活動をしているか否かにあります。お金の使い方が上手か下手かは、日々の買い物の仕方やお金の使いどころの違いから見えてきます。

お金の使い方が上手な人の主な特徴は、以下の3つです。

お金の使い方が上手な人の特徴:

  1. 予算を決めている
  2. 浪費をしていない
  3. クレジットカードを活用している

お金の使い方の下手な人の特徴的な行動も合わせて確認して、どんな違いがあるのかを具体的に見てみましょう。

①予算を決めている

お金の使い方が上手い人は、あらかじめ使うお金に対して予算を決めています。予算が決まっていれば「本当に必要なものか」「金額は適正か」と考えるようになり、自然と無駄遣いを抑制できます

おすすめなのは、貯蓄・固定費と生活費を別で考える方法です。給与が支給されたらまずは先取り貯金をし、固定費も差し引きます。その残りの金額を生活費として振り分けるのです。さらに、生活費の銀行口座を別にし、予算範囲内のみしか使えないよう物理的に制限している人もいます。

②浪費をしていない

お金の使い方が上手な人は、衝動的な買い物や浪費をあまりしません。なぜなら、お金の使い方が上手な人は、お金を使う目的や理由を常に意識している人が多いためです

ただ出費を抑えるだけではありません。無駄な出費を極力控えつつ、収入を増やすため・貯蓄を増やすための投資は惜しまない特徴があります。お金を上手に使うには、自分にとって何が価値があるのかを見極める力も必要です。

③クレジットカードを活用している

お金の使い方が上手な人は、クレジットカードを賢く活用する特徴もあります。クレジットカードには、過去の買い物履歴が確認でき、かつ、ポイントも受け取れるメリットがあります

現在ではクレジットカードとの連携で自動記録できる家計簿アプリもあり、支出の見直しに効果的です。また、カード利用により付与されたポイントで、優待や特典を得られたり、カードの支払額を減らしたりもできます。クレジットカードを活用すれば、出費の無駄を省きながら特典を手に入れられるのです。

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関連記事:家計管理はクレジットカードの活用がおすすめ!生活費の支払いにおすすめのカード12選

お金の使い方が下手な人の3つの特徴

ここからは、お金の使い方が下手な人によくある特徴を見てみましょう。お金の使い方が下手な人の特徴は、主に以下の3つです。

お金の使い方が下手な人の特徴:

  1. コンビニで目的のもの以外も買ってしまう
  2. 外食が過度に多い
  3. ギャンブルをしている

それぞれ詳しく解説します。

①コンビニで目的のもの以外も買ってしまう

お金の使い方が下手な人に見られる習性の1つが、コンビニでの不要な買い物です。コンビニには、新商品や魅力的なホットフードなどが並んでいます。そのため、入店前は買い物をするつもりが無くても、つい目的以外のものも買ってしまいがちです。1回あたりの購入額がさほど大きくなくても、回数が増えると出費も膨らみます。

また、同じ買い物をスーパーでする場合と比べて、コンビニは高額です。コンビニで余計なものを買ってしまうのは、無駄な出費の典型例と言えるでしょう。コンビニでの買い物を思いついた際には、まずはコンビニで買う必要性があるか自問する習慣づけがおすすめです

②外食が過度に多い

外食の回数が多いと出費がかさみやすいため、お金の使い方として上手とは言えません。外食にはサービス料なども含まれているため、自炊と比較するとどうしても高くなります。

仕事などで時間がない場合に戦略的に選択した外食であれば、明確な目的のあるお金の使い方と言えます。しかし、面倒だからと外食を選び続けると食費が高くなり、生活費を圧迫しかねません。外食は必要な場合にのみにして、適切な利用回数に留められるようなルールを設定しておくことをおすすめします

③ギャンブルをしている

ギャンブルは、お金の使い方として賢いとは言いづらいです。ギャンブルの性質として、総合的には使ったお金よりも戻ってくるお金が減るように設計されているためです

ギャンブルは、参加者が出したお金の一部が主催者の取り分とされ、残りを賭けに勝った人に分配されるようになっています。この仕組みはマイナスサムゲームと言われ、お金の流れ上、得よりも損が大きくなりやすいのが特徴です。

楽しみや気分転換で利用するのは目的のある使い方ですが、のめり込むとお金が減る可能性が高くなりやすい点に注意しましょう。

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関連記事:ラテマネーを節約すれば年間で20万円貯金できる!5つの節約方法も紹介

賢いお金の使い方とは?どうするべきかをチェック

無駄のない賢いお金の使い方は、将来の生活や人生における満足度の向上につながります。賢いお金の使い方として、5つのケースが挙げられます。

価値の高いお金の使い方:

  1. 資産投資をする
  2. 価値観に合うものにお金を使う
  3. 健康のためにお金を使う
  4. 資格取得やスキルに投資する
  5. 好きなものにお金を使う

あなたがお金を使いたいと考えた際にいずれかに当てはまるなら、生きたお金の使い方と言えるでしょう

①資産投資をする

お金の一部を資産投資に利用して将来や老後への備えを厚くするのは、賢いお金の使い方の1つです。株式投資や投資信託を購入して得られる配当金や売買益は、労働による収入とは別の収入源になります

国も国民が自ら金融資産を増やすことを後押しすべく、税優遇制度を活用できる仕組みを整えています。例えば、将来の資産形成のためにNISAを活用すれば、配当金や売買益にかかる税金が非課税となり免除されます。効率よく金融資産を増やせます。

人生はさまざまなイベントでお金が必要なため、将来の自分に向けたお金の使い方として資産投資はおすすめです。

②価値観に合うものにお金を使う

自分の価値観に合わせてお金を使うと、お金の使い方に対して高い満足感や納得感を得られます。例えば、趣味を生きがいにしている人なら、節約をしてお金を貯めるよりも趣味にお金を使った方が満足感が得られるでしょう。

つまり、お金の使い手にとって使い先が納得いくものであれば、それは有意義な使い方なのです。自分の価値観に合うお金の使い方をして、安定した精神状態や楽しいと感じられる生活状況を作り出しましょう。

③健康のためにお金を使う

健康にお金を使うのは、近い将来にも遠い将来にも有効なお金の使い方です。やりたいことを実行するための前提として、健康な状態は不可欠だからです。

不健康になると、収入が減ったり使い先が限られたりする可能性もあります。治療費がかさみ、娯楽に使える余裕すらないかもしれません。生活を楽しく営む大前提には健康があるため、健康を保ち続けることをお金を使う目的の一つに加えることをおすすめします

④資格取得やスキルに投資する

資格取得やスキル獲得のためにお金を使うのは、賢いお金の使い方です。資格取得やスキル獲得を通じてキャリアアップが進めやすくなれば、収入増加も見込めます

少子高齢化社会に入り、働き手が減少している日本では、単純作業の仕事はロボットやAIなどに置き換わっていく可能性が高いです。一方で、新たな知識や技術を取得して高度なスキルが証明できれば、価値の高い人材と評価されて収入増も期待できます。自己投資にお金を使いスキルアップを図り、収入増加のためのキャリアップを実現させましょう。

⑤好きなものにお金を使う

今しかできない「好きなもの」にお金を使うのも、賢いお金の使い方です。今しかできないことにお金を使うのは、後悔を残さない生活の実現に繋がります。

例えば、お金を使うのをためらい、期間限定イベントに参加しなかった場合、後から参加すれば良かったと思うかもしれません。時間は後戻りできず、若い時にしかできない経験は貴重なため、本当に好きなものならば躊躇せずにお金を使いましょう

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賢くお金を使うためのヒント

日々の生活の中で考えや行動を少し改めると、自ずと賢いお金の使い方を実践できます。身近なところから始められる、賢くお金を使うためのヒントは以下の2点です

賢くお金を使うヒント:

  1. 「安いから買う」買い物をやめる
  2. 家計簿をつける

賢いお金の使い方を取り入れて、お金の使い方が上手になりましょう。

①「安いから買う」買い物をやめる

どんなに安くても不要なものであれば、それは無駄な買い物です。「安いから買う」のは、賢い買い方ではありません。例えば、食料品の安売りで大量に購入しても、食べきれずに腐らせたら、その分の費用は無駄になります。

また、購入したものの使わずに収納されたままでは、貴重な収納スペースを無駄にしているだけです。つまり、「安いから買う」ではなく、必要なものを必要な分だけ「安く買う」のが賢いお金の使い方なのです

②家計簿をつける

家計簿をつけると、無駄なお金の使い方を見つけやすくなります。家計簿は支出を可視化できるだけでなく、出費の相場を肌感覚で把握可能です。さらに、記録を取り続けていると、経時変化も追えるようになります。

今では、レシートを写真で撮影するだけで簡単に記録できるスマホアプリもあるため、手軽に家計簿をつけられます。簡単に記録できる家計簿を使って出費の無駄を改善し、賢いお金の使い方に変えましょう

関連記事:貯蓄2,000万円あるなら資産運用すべき?運用のメリットや投資信託・株式投資などの8つの方法を解説

まとめ:「お金の使い方」の意識を明日から少し変えてみよう

この記事では、お金の使い方が上手な人の特徴とともに、賢いお金の使い方やそのヒントを順番に解説しました。意識や考え方を少し変えるだけで、下手なお金の使い方を上手な使い方に変えられます。

今はその使い方で問題なくても、将来的に困ることになるかもしれません。上手な人の行動を1つでもマネをすると、徐々に上手になるコツが自分なりに見えてきます。お金の使い方に対する意識や行動を少しずつ変えながら、上手なお金の使い方ができる人になっていきましょう

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関連記事:お金の勉強は何から始めるべき?知識の必要性や学ぶメリット、初心者におすすめの勉強法を徹底解説!

著者

柴田 剛秀

柴田 剛秀(シバタタカヒデ)

大手来店型保険ショップに8年間勤務。
1000組以上の保険相談・資産運用・ライフプランニング
をしてきました。
これまでの経験を活かし、特定の商品にこだわることな
く真のライフパートナーとして、お客様にとって大切な
現在・未来の安心をご提供致します。
妻(同い年)・長男(10歳)・長女(5歳)の4人家族
【経歴・資格】AFP・宅地建物取引士
【得意分野】資産形成、資産運用、生命保険、不動産投資
【趣味】漫画、テニス

監修者

FPナオミ

FPナオミ(エフピーナオミ)

・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
・AFP認定者
30代2児の母
自分たち家族の将来を考えた時にお金の不安に襲われ、働きながらFPの勉強をして資格を取得しました。FPの勉強をする中で生きた知識を身につけ、実生活に活かして家計の見直しや予算管理ができました。すると毎月きちんと貯蓄ができるようになり、将来のお金の不安が減ることで、充実した生活を送れるようになっています。